【1】 朝から
 昨日は考え事をしていたら寝てしまった。かなり肉体的にも、精神的も疲れていたのだと思う。普通なら仕事の終りに確認する、夜中にメールを見なかった。
 朝、メールを空けてみたら、随分色々な人から連絡が来ている。一人ひとりの顔が浮かぶ。思えば随分人間関係も増えたものだ。

 もちろん去っていった人もいた。どんな去り方をした人も、今でも気になっているのは、性格か。

【2】 心のハードル
 人はどうして知らず知らずのうちに、成功を追いとめるのであろうか。それが、人類の進化を支えているのだろうか?時に、自分の能力以上に、結果を求める。そして、求めている自分に気付いていない。
 自分も研究者の頃は、「どうやってノーベル賞を取ろうか」と真剣に考えていた。今でも、「世界のビジネスの常識を変えてやろう」と思っている。もちろん、出来ると思っている。思っていなきゃ、やってられない。
 その一方で、大学の同級生が、こんな事を言っていた。彼は、福島県の女子高(こう言っちゃ悪いが、県での成績が下から2番目らしい)の学校の教員である。「俺はいつも、こうやって元気付けるんだよ。」

 「たくさんの精子の中から君達は選ばれて生まれてきたんだ。だから、生まれてきただけでも素晴しいんだ。前向きに生きないといけないよ。」

 当時大学院生であった自分には、本当の意味が理解が出来なかった。でも、彼女達が精一杯生きようと努力する姿を見て、彼はこう言っているのだと感じた。

 社会から植えつけられている常識が、時に、自分の心の中にあるハードルの高さを決めている。人間は誰しも、何かに囚われている。また、囚われなきゃやって行けないのも事実である。

【3】 幸福論
 最後に、自分の思考が陥る場所である。考えれば考えるほど、「人類・人間の幸福」を考えさせられることになる。
 じゃ、定義は?と考える。科学者にありがちな、自分を分かった気にさせる悪い?方法である。

 「自分自身が、幸福だと思える状態」

 それが幸福な状態の定義だと今は考えている。全くもって、トートロジー(=定義の中に、定義されるものが含まれている状態)じゃないかと思う。哲学を超えて、一種の宗教である。最近は、科学も信じる(〜すがる?)という意味で宗教なのではないかと思っているが…。
 もちろん、「自分自身が、幸福だと思える状態」は、各人によって全て違う。

(1) 自分の考える理想に、自分が当てはまっている状態
(2) 人から大切だと思って、愛されている状態
(3) 人から「あの人は成功している、素晴しい」と思ってもらっている状態
(4) 人とは違う自分自身の独創性が出せている状態
(5) 知りたいことは全て分かっている状態
(6) 周りの人の後押しを得て、行動している状態
(7) 楽しい事、やりたい事がやれている状態
(8) 権力を持って、行使している状態
(9) 人との関係において、問題がない状態

 これ以外にもたくさんあるだろう。人の数だけ定義があって当然だ。トートロジーに関係すると何か矛盾に満ちた、常識では考えられない事が起こる。

【数学】  ゲーデルの不完全性定理
【物理学】 ハイゼンベルクの不確定性原理

などの科学の結果も同様だと思っている。

 人間誰しも矛盾に満ちた存在である。慌てず、急いで、前に向かおう。それが、幸せになる近道だと思っている。


★ 今日も、明日も、【自己実現】。現在、未来も、バリューアップ!
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